以前、楠桂氏が体験し続けた死産と流産の苦しみ――そう、単数形ではなく複数形で記さざるをえないほどの苦しみ――を描いた作品である「不育症戦記~生きた赤ちゃん抱けるまで~」(大洋図書)を紹介した。 rtokunagi.hateblo.jp 本書はもともと2001年に刊行さ…
戦中戦後の日本人にとって最も深刻な問題は食糧の確保であった。満員の列車に身動きできずに乗り、農村から物々交換で食料を分けてもらい、一杯の雑炊を求めて10km以上歩き、いつ来るか分からない配給を待ち望み、闇市で正体の分からないものを探していた。…
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