昭和から平成初期のプロ野球を彩った名選手達のインタビュー集である。
開幕から日本シリーズ終了までの間、ゴールデンタイムにテレビをつければどこかしらの試合中継が存在していた時代、プロ野球は娯楽の中心であった。
その時代のプロ野球を彩った37名のプロフェッショナルたちへのインタビューは、その時代のプロ野球をテレビで、あるいは実際に球場で観ていた読者を郷愁へ誘い、あるいは、生まれる前や物心つく前の出来事として知識でしか知らなかったことを呼び起こしてくれる。
以下が本書に登場する名選手達である。
- 若松勉
- 高橋慶彦
- 長池徳士
- 大石大二郎
- 河埜和正
- 新井宏昌
- 福本豊
- 梨田昌孝
- 中尾孝義
- 松永浩美
- 角盈男
- 石毛宏典
- 長崎慶一
- 山口高志
- 柏原純一
- 柳田真宏
- 山田久志
- 柴田勲
- 竹之内雅史
- 山下大輔
- 東尾修
- 若菜義晴
- 松本匡史
- 遠藤一彦
- 山本和行
- 平野謙
- 牛島和彦
- 八重樫幸雄
- 村田兆治
- 江川卓
- 掛布雅之
- 水沼四郎
- 栗橋茂
- 宇野勝
- 淡口憲治
- 安田猛
- 篠塚和典
いずれも一時代を築き上げた伝説の選手達であり、名勝負を繰り広げてきたプロフェッショナルたちである。
本書を読むと、ページをめくるたびにかの時代に戻っていく。