奈良時代の天然痘大流行のピークを迎えた天平9(737)年、後の桓武天皇こと山部皇子は、後に光仁天皇となる白壁王を父と、後に高野姓を受けることとなる和新笠を母として生まれた。この時点で、山部皇子が後に皇位に就くとは誰も想像していない。何しろ皇族で…
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